40代の結婚式は恥ずかしい?後悔しないポイントを徹底解説解説
「40代の結婚式は恥ずかしい…」と感じて、一歩踏み出せずにいませんか?
周りの目が気になり、最近の結婚式の年齢平均から外れていないか不安になったり、
「今さらウエディングドレスを着るのは痛いと思われないだろうか」
「ウエディングドレスに合う髪型はあるのかな」
と悩んでしまうこともあるでしょう。
また、晩婚の結婚式は迷惑がられるかもしれないという心配や、そもそも40代の相場はいくらなのか、費用面での疑問も尽きません。
実際に結婚式で後悔したことは何なのか、リアルな情報を知りたい方も多いはずです。
この記事では、そんな40代の結婚式に関するあらゆる不安や疑問を解消し、後悔しないための具体的なポイントを詳しく解説していきます。
- 40代の結婚式に関するリアルなデータや費用相場
- 「恥ずかしい」と思われない大人な結婚式の作り方
- 年齢に合ったウエディングドレスや髪型の選び方
- 後悔しないための結婚式準備の具体的な進め方
40代で結婚式は恥ずかしい?気になるリアルな声

- 結婚式を挙げる平均年齢は?
- 晩婚の結婚式は迷惑?
- 40代の結婚式の相場はいくら?
- 結婚式で後悔していることランキングは?
- 結婚式以外の選択肢!フォトウェディングも人気
- 「周りの目」が気にならなくなる考え方
結婚式を挙げる平均年齢は?
結論から言うと、40代で結婚式を挙げることは全く珍しくありません。
近年は晩婚化が進んでおり、結婚式を挙げるカップルの年齢も全体的に上昇傾向にあります。
ゼクシィ結婚トレンド調査2023によると、2023年に結婚式を挙げたカップルのうち、35歳以上という括りになりますが、その割合は夫が全体の約16%、妻の割合は8%を占めているという情報があります。
またタメニーが運営する「スマ婚」とフォトウェディングブランド「studio LUMINOUS」は、「結婚式」に関する調査結果を5月25日に発表し、結婚したら「結婚式などのセレモニーを開きたい」と回答した40代の割合は24.9%でした。
40代で結婚式は恥ずかしいと考えている人もいるようですが、40代でも結婚式を挙げたいと考えている人も少なくありません。
むしろ、経済的にも精神的にも余裕が生まれる40代だからこそ、若い頃にはできなかったような、上質で自分たちらしいこだわりの詰まった結婚式を実現できる年代と言えるでしょう。
ポイント
40代の結婚式は決して「今さら」ではありません。
社会的な経験を積み、人生のパートナーと巡り会えた今だからこそ、心に残る特別な一日を創り上げることができます。
晩婚の結婚式は迷惑?

「この年齢でゲストを招待するのは迷惑かもしれない…」という不安も、40代のカップルが抱えがちな悩みのひとつです。
確かに、招待されるゲストも同世代が多く、子育てや仕事で忙しい時期であったり、ご祝儀の経済的負担をかけさせてしまうのでは、と心配になる気持ちはよく分かります。
しかし、大切なのはゲストへの丁寧な配慮です。
配慮さえしっかりと行えば、ゲストは心からお祝いしてくれるはずです。
ゲストに「迷惑」と感じさせないための配慮
- 招待客を厳選する
人数合わせや義理で招待するのではなく、本当に親しい友人や感謝を伝えたい親族だけに絞りましょう。 - 日程や時間を考慮する
家族がいるゲストに配慮し、連休の中日や早朝・深夜の時間は避けるのが無難です。 - ご祝儀への配罨
再婚の場合や、遠方からのゲストには「ご祝儀は辞退します」と事前に伝えたり、「お車代」を多めに包んだりするなどの心遣いが喜ばれます。 - 招待の仕方を丁寧にする
いきなり招待状を送るのではなく、まずは事前に結婚の報告と、結婚式への参加の意向を伺うのがマナーです。
自分本位な式にならないよう、ゲスト一人ひとりへの感謝とおもてなしの気持ちを大切にすれば、「迷惑」と思われることはなく、温かい祝福に包まれた一日になります。
40代の結婚式の相場はいくら?

40代の結婚式費用は、招待する人数や式のスタイルによって大きく変動しますが、一般的な相場は200万円~450万円程度とされています。
20代・30代の平均が300万円前後であることと比較すると、少し高めの傾向にあるようです。
その理由は、40代のカップルが「ゲストへのおもてなし」を重視し、料理や引出物などにお金をかけることが多いためです。
例えば、料理と飲み物にかける一人当たりの費用は、若い世代よりも1,000円~2,000円ほど高いというデータもあります。
もちろん、ご祝儀をいただくため自己負担額はこれよりも少なくなりますが、ある程度の資金計画は必要です。以下に費用の内訳の一例を表にまとめました。
項目 | 費用相場 | 備考 |
---|---|---|
挙式料・会場費 | 50万円~100万円 | 会場の格式や日取りで変動 |
衣装代(新郎新婦) | 30万円~80万円 | 和装か洋装か、点数で変動 |
料理・飲み物代 | ゲスト1人あたり1.5万円~2.5万円 | 最も費用をかけるポイント |
装花・ブーケ | 10万円~30万円 | 季節や花の種類で変動 |
写真・ビデオ撮影 | 10万円~30万円 | プロへの依頼が後悔しないコツ |
引出物・引菓子 | ゲスト1人あたり5,000円~8,000円 | 贈り分けも人気 |
経済的な余裕を活かして上質なおもてなしができる一方、不要なものは削るという冷静な判断ができるのも40代の強みです。
自分たちのこだわりたいポイントに予算を集中させ、メリハリのある費用計画を立てましょう。
結婚式で後悔していることランキングは?
せっかく結婚式を挙げるなら、絶対に後悔したくないですよね。
多くの先輩カップルが「もっとこうすれば良かった」と感じたポイントを知っておくことは、後悔しない結婚式への近道です。
よく挙げられる後悔には、以下のようなものがあります。
結婚式で後悔しがちなポイント
- 写真やビデオをケチってしまった
「友人に頼んだらブレていた」「プロに頼めばよかった」という声は非常に多いです。
記録は一生残るものなので、費用をかけるべき重要なポイントです。 - ゲストと話す時間がなかった
演出を詰め込みすぎて、ゲスト一人ひとりとゆっくり話せなかったという後悔。
歓談の時間を多めに設けるのがおすすめです。 - 費用をかけすぎた/節約しすぎた
見栄を張って費用をかけすぎたり、逆に節約しすぎて料理や衣装がチープに見えてしまったりと、費用のバランスに関する後悔も目立ちます。 - ダイエットや美容を頑張ればよかった
「最高のコンディションで当日を迎えたかった」という自分磨きに関する後悔です。
そして、これら以上に大きな後悔として挙げられるのが、「そもそも結婚式を挙げなかったこと」です。
ある調査では、結婚式を挙げなかったカップルの約4割が「挙げればよかった」と後悔しているという結果も出ています。
「恥ずかしい」という一時の感情で、一生の思い出を作る機会を逃してしまうのは、非常にもったいないことかもしれません。
結婚式以外の選択肢!フォトウェディングも人気

「たくさんのゲストを招待して、大々的な披露宴をするのはやっぱり気恥ずかしい…」と感じる方には、結婚式以外の選択肢もたくさんあります。
中でも特に人気を集めているのが「フォトウェディング」です。
フォトウェディングとは、挙式や披露宴は行わず、ウェディングドレスや和装を着て結婚の記念写真だけを撮影するスタイルを指します。
フォトウェディングのメリット
- 費用を抑えられる
一般的な費用相場は10~20万円程度と、挙式・披露宴に比べて経済的負担が格段に少ないです。 - 準備が楽で時間がかからない
打ち合わせも少なく、多忙な40代カップルでも無理なく準備を進められます。 - 周りの目を気にせず楽しめる
二人だけの空間で撮影に集中できるため、「恥ずかしい」という気持ちを感じにくいです。 - 好きなロケーションで撮影できる
思い出の場所や景色の良い場所など、こだわりのシチュエーションで撮影が可能です。
この他にも、親族だけを招いたアットホームな食事会や、挙式だけを厳かに行う挙式のみプランなど、スタイルは多様化しています。
自分たちが「これならやりたい」と思える形を見つけることが大切です。
「周りの目」が気にならなくなる考え方
どれだけデータや選択肢を知っても、最終的に心の壁となるのが「周りの目」です。
この見えないプレッシャーを乗り越えるためには、少し考え方を変えてみることが有効です。
まず、結婚式の目的を「若い頃のイベント」から「人生の節目における感謝の場」へと再定義してみましょう。
結婚式は、これまでお世話になった両親や親族、支えてくれた友人たちに、大切なパートナーを紹介し、自分たちの口から直接感謝を伝えるための、またとない機会です。
これは年齢を重ねた大人だからこそ、より深く、誠実にできることではないでしょうか。
あなたの結婚を心から喜んでくれる人たちは、あなたの年齢を気にして「恥ずかしい」などと思うことは決してありません。
むしろ、あなたが幸せになることを誰よりも願っています。
周りの目とは、実は自分が作り出している思い込みなのかもしれません。
大切なのは、世間体や誰かの評価ではなく、「自分たちがどうしたいか」「誰に感謝を伝えたいか」です。
その気持ちに正直になることで、「周りの目」という呪縛から解放され、自分たちらしい結婚式の形が見えてくるはずです。
40代で結婚式が恥ずかしいと思われないポイント

- ウエディングドレスが痛いと思われない選び方
- ウエディングドレスに合う髪型とポイント
- 大人の魅力を引き出す結婚式のスタイル
- ゲストが喜ぶおもてなしと演出のコツ
- 後悔しないための結婚式場選びのポイント
ウエディングドレスが痛いと思われない選び方
「ウエディングドレスを着るのが痛いと思われないか」という不安は、40代の花嫁にとって最も大きな悩みの一つです。
しかし、ポイントを押さえれば、年齢を重ねたからこそ着こなせる、気品あふれる花嫁姿を実現できます。
ポイント1:上質な素材を選ぶ
最も重要なのは生地の質です。
光沢が美しいミカドシルクや、柔らかく上品なサテン、繊細なレースなど、素材そのものが持つ高級感が、大人の魅力を引き立てます。
チープに見える素材は避け、一目で質の良さが分かるものを選びましょう。
ポイント2:肌の露出を抑えた上品なデザイン
過度な肌の露出は、若作りな印象を与えてしまう可能性があります。
デコルテラインを綺麗に見せつつも、袖付きのデザイン(ロングスリーブ、フレンチスリーブなど)や、レースで肩周りを覆うデザインを選ぶと、上品でクラシカルな雰囲気になります。
気になる二の腕を自然にカバーしてくれる効果もあります。
ポイント3:体型に合ったシルエットを見つける
体型の変化が気になる年代だからこそ、自分に合ったシルエット選びが重要です。
ウエストラインを高く見せ、下半身をカバーしてくれる「Aライン」は、体型を選ばない王道のデザイン。
スタイリッシュに見せたいなら、体のラインを拾いすぎない「ソフトマーメイド」もおすすめです。
注意点
フリルやリボンが過剰な可愛すぎるデザインや、スカート丈が短いミニドレスは、年齢にそぐわない印象を与えやすいため、避けた方が無難です。
あくまでも「上品さ」「エレガントさ」を軸に選びましょう。
ウエディングドレスに合う髪型とポイント
ドレスが決まったら、次に悩むのが髪型です。
ウェディングドレス姿を完成させる髪型も、ドレス選びと同様に「上品さ」と「清潔感」を意識することが大切です。
40代の花嫁におすすめなのは、作り込みすぎない、シンプルで洗練されたヘアスタイルです。
顔周りをすっきりと見せることで、若々しく明るい印象を与えます。
おすすめのヘアスタイル
- 王道の夜会巻き・シニヨン
うなじを美しく見せる上品なアップスタイルは、どんなドレスにもマッチします。
きっちりまとめすぎず、少しルーズ感を出すと、今風のこなれた印象になります。 - ナチュラルなハーフアップ
ダウンスタイルよりも清潔感があり、アップスタイルよりも柔らかな印象を与えます。
パールやビジューなど、上質なヘアアクセサリーを添えるとより華やかになります。 - ショート・ボブのアレンジ
短い髪でも、サイドを編み込んだり、華やかなヘッドドレスをつけたりすることで、特別感を演出できます。
大切なのは、髪の「艶」です。
また、最も重要なのは髪の「艶感」です。
結婚式に向けて、トリートメントなどでヘアケアを念入りに行い、当日最高のコンディションで臨めるように準備しましょう。
事前のメイクリハーサルで、ヘアメイクさんとじっくり相談することも後悔しないための鍵です。
大人の魅力を引き出す結婚式のスタイル

40代の結婚式は、形式にとらわれず、自分たちの価値観に合ったスタイルを選ぶことができます。
派手さよりも、ゲストとの繋がりや感謝を大切にするスタイルが人気です。
親族中心の少人数での食事会
最も人気が高いのが、親しい親族や友人だけを招いた少人数制のウェディングです。
格式張った披露宴ではなく、美味しい料理を囲みながら、一人ひとりとゆっくり会話を楽しむ時間に重きを置きます。
アットホームで温かい雰囲気になり、ゲストの満足度も非常に高いスタイルです。
上質なレストランやホテルウェディング
「おもてなし」を最優先するなら、料理に定評のあるレストランや、サービスの行き届いたホテルでのウェディングがおすすめです。
ゲストの多くも舌が肥えている年代。
美味しい料理と上質なお酒、そして洗練された空間は、何よりものおもてなしになります。
和装で行う厳かな神前式・仏前式
ウェディングドレスに抵抗がある方には、和装での結婚式も非常に人気があります。
白無垢や色打掛、引き振袖は、日本の伝統美であり、年齢を重ねた女性の凛とした魅力を最大限に引き出してくれます。
厳かな雰囲気の中で、日本人らしい結婚式を挙げたいカップルにぴったりです。
神社やお寺での挙式後、料亭で食事会を開くという流れも素敵です。
ゲストが喜ぶおもてなしと演出のコツ

40代の結婚式では、ゲストも結婚式の参列経験が豊富です。
だからこそ、ありきたりな演出よりも、心に残る「おもてなし」が喜ばれます。
前述の通り、最大のポイントは「料理」です。
美味しい料理はゲストの満足度に直結します。
コースの内容はもちろん、アレルギー対応や、年配ゲスト向けの刻み食対応など、きめ細やかな配慮ができると、より一層喜ばれるでしょう。
演出に関しては、派手なサプライズや友人による余興を詰め込むのは避けるのが賢明です。
それよりも、新郎新婦が各テーブルを回ってゲストと歓談する「テーブルラウンド」の時間を十分に確保したり、二人の生い立ちや馴れ初めを落ち着いた雰囲気のプロフィールムービーで紹介したりする方が、心温まる時間になります。
40代の結婚式で避けたい演出例
- ブーケトス
独身ゲストが少ない年代では、参加者が気まずい思いをする可能性があります。
代わりに、幸せのおすそ分けとして全員にミニブーケを配る「ブーケプルズ」などがおすすめです。 - 学生ノリの余興
内輪でしか盛り上がらないような余興は、会場全体が白けてしまう原因になります。
もし余興を頼むなら、落ち着いた生演奏などが良いでしょう。
主役は二人ですが、ゲスト全員が心地よく楽しめる空間作りを第一に考えましょう。
後悔しないための結婚式場選びのポイント
理想の結婚式を実現するためには、式場選びが最も重要と言っても過言ではありません。40代のカップルが式場を選ぶ際には、以下のポイントを重視すると失敗が少なくなります。
式場選びで重視すべき4つのポイント
- アクセスの良さ:遠方からのゲストや年配の親族も安心して来られるよう、主要駅から近い、または送迎サービスがあるなど、交通の便が良い場所を選びましょう。
- 料理の美味しさ:式場を決める前に、必ず試食会に参加しましょう。味はもちろん、見た目の美しさや、提供されるタイミングなどもチェックする重要なポイントです。
- 会場の雰囲気:若者向けのカジュアルすぎる会場よりも、歴史のあるホテルや、緑豊かな邸宅、格式のあるレストランなど、落ち着いていて上質な雰囲気の会場が40代にはふさわしいでしょう。
- プランナーの対応力:二人の意図を汲み取り、年齢に合った的確な提案をしてくれる経験豊富なプランナーがいると心強いです。相性も大切なので、見学時の対応をしっかり見極めましょう。
結婚式相談カウンターなどを利用して、プロのアドバイスを受けながら複数の会場を比較検討するのも、効率的で賢い方法です。
40代の結婚式は恥ずかしいことじゃない
最後に、この記事の要点をまとめます。
- 40代の結婚式は今や6組に1組の時代
- 大切なのは自分たちの気持ちを優先すること
- ゲストには丁寧な配慮で感謝を伝える
- 費用はかけるべきポイントを見極める
- 後悔しないために写真はプロに依頼する
- 挙式以外のフォトウェディングも素敵な選択肢
- 「周りの目」は自分が作り出した思い込み
- ウエディングドレスは上質な素材とデザインを選ぶ
- 肌の露出を抑えた袖付きドレスも人気
- 髪型は上品さと艶感を意識する
- 少人数の食事会や和婚スタイルがおすすめ
- おもてなしは料理の質にこだわる
- 派手な演出より歓談の時間を大切にする
- 式場はアクセスと落ち着いた雰囲気を重視
- 年齢を重ねたからこそできる上質な式がある
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